htmlファイルの中身を一括で置換する方法です。
友人から、
「htmlファイルをソフトで一括置換したら
アラビア文字みたいなのになっちゃった!
どうしたらいいです?」
という相談を受けました。
忘年会前に聞いて、アルコールで詳細を忘れてしまいましたw
とりあえず、そのソフトではできなかったのですから、
別のソフトで説明します。
回避するか、対策をするか。
もう一度置換する。
処理する前のファイルも残っているということなので
その処理前のファイルを
新しい方法で一括置換する。
改行コードを一括置換する。
アラビア文字みたいなのになっちゃったのは
改行コードとかが変わっただけなので
処理後のファイルの改行コードを元に戻す。
こっちは超上級なのでオススメしません。
一括置換をやり直す。
初心者向け。
↑一括置換できるソフト一覧。
できるまで、他のソフトを試す。
これが結果的に速い。
私は必ず、似たツールを総当たりします。
使えないソフトはその都度アンインストールをしましょう。
これ、応用が凄い効く分、とっかかりが難しいから
初心者さんはまず『ツール総当たり』して、
『あなたの環境で使いやすい』ツールを探しましょう。
最初にちょっとだけ頑張ってみるよ!
って人向けに『MultiReplace』で
フォルダの中身を一括置換する使い方をここに書きます。
ツール総当たりの時間を考えれば
ここでこの方法を学ぶ方が速いです。
しかも応用が効くので、こっちをオススメ。
ちょっと『最初の手数』が多いだけで、コピー&ペーストだけでできます。
『MultiReplace』の使い方
MultiReplace ご本人のサイトからダウンロード。
インストールしてください。
起動して最初のウインドウ。
赤枠の所をクリック。
区切り文字の変更。
『/ スラッシュ』だと、
- htmlファイルの置換で使えない
- テキスト選択が面倒臭い
ので、他の文字に変えます。
↓『★』に変更。
ここはどんな文字でも可能。
これで『区切り文字』を変更できました!
タイトルを作成。
↓上の『置換リスト』の一行目に、
『区切り文字』を二つ並べると、タイトルになり
右のタブに表示されます。↓
分かりやすいだけなので、なくてもオーケー。
タイトルが作成できました!
置換リストを作成。
『置換リスト』に
『「置換前文字」「 区切り文字」「 置換後文字」』の順でテキストを入れます。
今回は、こういう場合を想定。
『http://aaa.jp』 → 『http://bbb.com』に変更したい。
→
CSVファイルでも、テキストファイルでも
テキストを含むファイルならなんでも置換できます。
↓置換リストに↓
『http://aaa.jp★http://bbb.com』
と記入。
これで、置換する準備は整いました!
置換するファイルを選択→ドロップ。
置換するファイルを選択。
↓『ここにドロップ』というところにドロップ。
ちょっとここらへんをマウスでぐるぐる探して
『ドロップできるところ』を見つけてください。
↓選択したファイルの一番上と、ファイル数が表示されます。
↓右側の『置換』ボタンをクリック。
↓『 (置換済)』というフォルダが自動で作られ、
中に、置換したファイルが全部入っています。
置換前のファイルは触らないので安全!
『MultiReplace』のオプション。
置換後のファイル名とかを変更する。
『オプション → 置換語のファイル名』を選択。
ファイル名を変更したときは上の『文字列を負荷する』で
好きな文字列を入れましょう。
ここの『(置換済)』の部分を変更すると、
そのフォルダが作られます。
複数の置換を一度にする。
『MultiReplace』で二番目に便利な機能。
↓こんな風に、ファイルの中で置換したい文字列を複数並べると
これらが一気に置換されます。
他の『一括置換ツール』だと
この一行ごとに置換しないといけないことが多いです。
『MultiReplace』を推す理由はこれ。
置換作業がこの行数分の1で済みます!
よく使う置換を登録しておける。
一番便利な使い方がこれ!
- 『改行』を『カンマ』に変えたい。(ワードプレスのタグ欄に便利)
- 『改行』を『空白&改行』に変えたい。(FacebookやTwitterの投稿に便利)
- 半角をぬきたい。
- 英語の大文字の前の空白をぬきたい。
私はこういうことがよくあるんです。
それを↓登録しておけます。
したい置換リストをチェックして『置換』するだけで
過去に作った置換リストをいつでも使えます!
これが超便利!
一行目から置換していくので
置換したあとの文字列を含んだ文字列を置換したい、とかも可能!
上級者はわかるように『\n \t』が使えるので、細かい動作が可能です。
『<br />』を『<p>』に変える場合
ワードプレスでよくあるこの問題。
クリップボードの置換ができる!
『クリップボード』というのは
コピー&ペーストの時に、一時的にテキストなどが格納されている所です。
- コピーする
- クリップボードに保管される。
- ペーストする。
- クリップボードに保管したものを表示する。
コピー&ペーストってこの繰り返しなんです。
『MultiReplace』はこの
- コピーする
- クリップボードに保管される。←ココ
- ペーストする。
- クリップボードに保管したものを表示する。
ここで置換をしてくれるのです! ヽ(´▽`)ノ
なので、ファイルじゃなくても手軽に置換できるんですね。
私は、この使い方が99%です。
『MultiReplace』はずっと起動しています。
その場合は
『クリップボード』をクリック。
→
『クリップボード』がグレイアウトしてると、
クリップボード置換モードになっています。
- コピーする
- 『置換ボタンをクリック』
- ペーストする。
これで、置換が完了します。
便利です!
ファイル置換したい場合は
この状態のまま、ファイルをドロップすれば
ファイル置換モードになります。
そのあと、クリップボードを置換したいなら
また『クリップボード』を押せば大丈夫!
ファイルとクリップボードの置換が一つでできる優れ者!
すばらしい!
改行コードを一括置換する方法。
一応こっちも紹介しておきます。
初心者向け 無料ソフトインストール有り
上級者向け ソフトインストール無し
多分今回の問題はコレ↓
まとめ。
ツールをうまく使って、楽しましょう♪
同じ機能のツールでも
同じ使い方ではないことが多いです。
微妙に機能が違ったり
同じ機能なのに、手順が違ったりします。
それは『ツールを作っている人』の『考え方が違う』からです。
『ツールを作っている人』と『あなたの考え方』が『同じ』場合
そのツールは、とてもあなたにとって使いやすいものになります。
『ツールを作っている人』と『あなたの考え方』が『違う』場合
そのツールは、あなたにとって非常に使いにくいです。
私とあなたの『考え方』が違う場合
私に使いやすいツールが、あなたも使いやすい、というわけではないのです。
ですので
- 『似た機能のツール』を上から順番に試していく
ことが重要なのですね。